さて、サン・イシドロ修道院から一路、闘牛に向います。とはいってもオプショナルツアーのため、直接闘牛場には行かず待ち合わせのホテルの旅行社デスクへ。
当初闘牛を早めに見終えて市内観光も考えましたが、とても見所が多く、結局最後まで見ることになりました。
バスで闘牛のプロセスなどを聞きながら、闘牛場へ
抗生物質を発明したフレミングへの感謝
それまでは、怪我で手足や生命を失う闘牛士が多かったとか
闘牛場内です。近いので双眼鏡不要でした。
メンバーの入場です
第一のプロセスとして牛を闘牛場をめぐらしながら、その牛の特性を見極めます。見るとやはり牛によって走り方を含めかなり違うことが伺えます。3人のマタドールが2回ずつ、計6回の闘牛をすることになりますが、後半になるにつれ獰猛な牛が来たように思います。
牛を追い回し壁に隠れるだけでなく、たまに闘牛をかわす舞い(Lance:ランセ)を披露する人もいます
第2のプロセスは、馬に乗り槍をもった人が牛の背中の筋肉を切り、牛の頭が上にあがらないようにする「Tercio de Varas(槍方の場)」となります。
うまく牛が馬に向かうよう牛の方向を向けます
牛が馬に激突する際に、背中の筋肉を切ります これが「ピカドール」と呼ばれる人です
これがうまくいかないとマタドールが危ない目に会います
強い牛はこれで馬を倒してしまいます。今回は2回もあり、馬が殺されそうになりましたがなんとかか大丈夫でした。
強い牛は早めの段階で助けられます。その際は変な模様の牛が放たれ、この牛と一緒に退場します。
つぎのプロセスは、「Tercio de Banderillas(銛(もり)打ちの場)」で、2組みのもりだけをもった3人が、横にうごきながら牛をかわしつつ、白いもりを背中にうちこみます。これで牛の意識を保ち元気にするそうです。白い銛をもっている人をバンデリジェロと呼ぶそうです。
最後のプロセスは「Tercio de Muleta(ムレータの場)」。闘牛士マタドールが、できるだけ動かないように、かつ牛を綺麗に舞わせて、最後にサーベルを打ち込み牛を倒します。そののち、牛を左右に動かして打ち込んだサーベルで中を切るようにし動けないレベルにして、最後に首に短いナイフを打ち込み牛に止めを指します。
ただ、6回の闘牛のうち、2回もマタドールが牛の角にひっかかり、角でやられそうになりました。スムーズに行った手技はうち1回くらいでしょうか。トラブルもあり非常にスリリングな状況でした。いつもそうなんでしょうか。
危ない時はまわりが出てきて救います
大変危険です
止めをさしアタとは牛は馬に引きづられて退場します
(2)マヨール広場とBotinで仔豚の丸焼き(22:00〜)
メトロで闘牛場からソル駅まで行き、マヨール広場を通り、仔豚の丸焼きを提供する有名なボティンというレストランまで歩きました。闘牛を最後までみたので、予約の22:00ギリギリに到着です。帰りにマヨール広場で売っていた、お気に入りの闘牛の油絵を買いました。しかし壊れないように荷物とは別に持っていたため、途中でなくしてしまいました。非常に残念。荷物は無理にでも一緒に入れたほうがいいですね・・・で、ホテルに戻りバタンキュー。
仔豚の丸焼き。外はパリパリです。ただ丸焼きなので油も多く、そんな料理です。
サングリアです。容器が気に入りました。
レストラン入り口
帰りに演奏をしてました。
0 件のコメント:
コメントを投稿