2012年7月18日水曜日

スペイン6日目 〜 グラナダ ミハス マラガ

(1)グラナダ アルハンブラ宮殿
かつて地上の楽園と言われたアルハンブラ宮殿。天井から壁まで埋められた模様、アラベスク。水と巧みに操った噴水の数々。完成したのは14世紀。日本では室町時代。金閣寺ができたころ。アルハンブラとはもともとアル・ハムラ、赤い宮殿という意味。
早朝に起きアルハンブラ宮殿に向かいます。

入り口です

並木道を歩きます
































アラヤネスの中庭から大使の間へ
大使の間は王様の謁見に使われた


天井の高さは18m。星空をかたどった杉細工が8000個近く使われている

明るいところから暗いところに入り、目が見えなくなる一方、
王様は見えていることから王様の優越性を感じさせた




水鏡の技法は後にインドのタージマハルにも使用された
水のゆらぎは蜃気楼を表している



漆喰で作られた透かし彫り

ここは多くの木が生えており柱はヤシの木を示している
この中庭は砂漠のオアシスを表している
ここに刻まれた詩の一編

柱という柱は美の極致
大理石が光を放ち
闇に隠れていたものをあらわにする
柱が太陽に照らされると
真珠のように思えるだろう


ライオンの中庭
王に仕える女官が周囲の部屋でくらしていた
柱は全部で124本





二姉妹の部屋
王の妃が住んだといわれている


ここに刻まれている詩

輝く星達は
大空を横断するよりは
このクーポラに住み着きたいと
乞い願う

クーポラとはこのドーム上の天井のこと
これら模様はわずか7個の型の組み合わせでできているとのこと




これらの連続した模様はアラビア模様という意味のアラベスクと呼ばれる
偶像を許されないイスラム教ではこのような模様を掘ることで祈りにつなげた
また砂漠の民が解放される場として作ることに喜びを感じたとも言われる

かつてのお風呂




















かつて水を引き入れた橋
このような水を引き入れる技術で農業が発展した












ヘネラリーフェ離宮
水の宮殿










(2)グラナダから白い街ミハスへ





ミハスが見えてきました




イカスミのご飯です










(3)マラガ
マラガではヒブラルファロ城に行きました。 




城の壁には兵士が通る道があり、そこから見張り、攻撃したことが伺えます






近くのアルカサルにも立ち寄ります。













マラガのカテドラル

マラガの町並み

マラガ駅です。ここに荷物を預けました。

マラガでは、ピカソ美術館にも寄りました。いろいろと見ていると予定時間を20分も過ぎてしまい、タクシーで急ぎ駅へ。電車に飛び乗り、なんとか飛行機の時間に間に合いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿